・昭和26年生まれ
・血液型:A型
・既婚(一男一女)
●k-ossan shopの麦わら帽子をかぶった真鍋さん
k-o
「観音寺のおっさんの詩」第2回おっさん紹介は、柳町で洋装店を経営なさっている真鍋悦生さんです。彼と私は同い年で、幼稚園で同じ
組でした。よろしくお願いいたします。
真鍋
よろしくお願いします。
k-o
大学は大阪ですか?
真鍋
大阪。大阪大学ではないよ。
k-o
大学卒業後は就職したんですか?
真鍋
東京の銀座マギー(何店鋪も展開していたブティック)に1年間勤めました。
k-o
銀座ですか?私も銀座にいましたよ!7丁目に。
真鍋
おれは6丁目。松坂屋の前あたり。会わんかったなー。
k-o
家業のための修行ですか?
真鍋
後継だから、銀座マギーに勤めたけど、いじめられたなーー。いじめられて逃げて帰った!サラリーマンがよくわかっていなかったいうか一生懸命やったんやけど、出しゃばり過ぎてしもたんかなあ。出しゃばった事したらいかんかった。やり過ぎたいうか、いじめられたなあーー。
すぐに左遷されて、3ヶ月ぐらいで目黒のステーションビルの店に行かされた。そこは居心地よかったあ!落ちこぼればっかりが集まる所だったから、妙に居心地よかった。クラブ活動やっているみたいに楽しかった。
k-o
観音寺に帰ってきた時、柳町はまだ賑やかだった?
真鍋
柳町銀座状態!土曜デーは人がいっぱいで、前に進めないぐらい。
24才(昭和51年)で観音寺に戻ってきて、それから7〜8年がピーク。その後は下がる一方。
k-o
何が原因?車?
真鍋
やっぱりサティかな。帰ってきた当初は、ミニ会合によう誘われたで。東京の情報を聞きたかったんやろけど、「商売のゾーンを絞り込め!」と話したら、みんな???だった。都会ではそうだったけど、観音寺ではわからんかったみたい。
k-o
どういう意味?マナベ洋装店はやっぱり高級路線?
真鍋
店の個性を大事にして、特徴を出せということ。世間が拡大基調だったから調子に乗って、真似して拡大したら大失敗した!店鋪を2ケ所(柳町3丁目と大阪)増やしたけど、1店鋪の売上げ予想を実力以上に見積り、予想以上に上がったのは経費。親がおったころで、調子に乗り過ぎた。半年で撤退した。(昭和60年)売上げは予想の半分。借金抱え込んで、20年で返した。
k-o
そりゃまたすごい!そこで学んだことは?
真鍋
ひとつは、自分の力量がわかった。自分は普通の人間だった。勘違いしていた!店が元気で親もおったから、二世として甘ちゃんだった。ふたつめは、人生はストレートに行かないもの。クネクネ道を行く事によって光りが見えてくる。大きな失敗はようやく片付いたけど、小さい失敗の連続。やる気はあるが、自分ではよくわからないので、導かれてやっている感じ。でも、踏み出す勇気はあるよ。最近も工事がうっとおしいので、ビックさんの隣に来たけど、スタッフも張切っている。
k-o
再開発に何か一言!
真鍋
皆が(お客さんも)住み良い町にしてほしい。来やすい町。緑が多いゆったりしたスペースで、皆が憩える町。文化性がある(高年齢者が好む)大人の町、おしゃれな町にしてほしい。この前市長がなにかの会合で、「色んな感性の方がおられるけど・・・」とおっしゃっていたけどそのとおりだと思う。日本そば屋、イタリアンレストラン(高級レベル、ただしランチは1,000円どまり)、とにかく現代的な文化的なものができてほしいなあ。
k-o
新店鋪はどんなお店を考えていますか?
真鍋
シンプルモダンな店鋪にしたい。本業は服なので、より女性を美しくし、心からファッションを楽しんでもらえるようにしたい。そのためにはかなりの努力がいるが、自然体でいきます・・・。
彼と奥さんは、東京などで数多くの画廊やギャラリー巡りをするらしい。いい作家が見つかるとその工房を直接訪ね、観音寺での個展を依頼する。驚いた事に4、5年前からもうすでに20人ぐらいの作家を柳町の店で紹介している。陶芸家、ガラス作家、テキスタイル作家、竹の作家など。思った以上にレベルが高く(すみません!)作家の方々も当初は心配して観音寺に来るが、皆さんほっとして、喜んで帰っていくらしい。自分の作品がお客さんに受入れられ、評価してくれるから。観音寺ではなかなか見る事ができない作品を、お客さんに楽しんでもらう。店の上客を中心に、展覧会のファンとして定着、楽しんでくれているようだ。新しい店にも展示スペースを作り、これからも上質の作品を観音寺の人達に紹介し続けるらしい。
むかしから彼のイメージは、都会的で軟派。「ファッションは、若さを追求するのがファッション!」と、イメージ通りに若々しいことをおっしゃる。これからのブティックは、文化的な要素は必ず必要で、作品作りに誠心誠意まじめに取組んでいる芸術家の姿が、自分の志す道と心通じるものがあったから・・・と、文化的な取組みを始めたきっかけを、驚くような言葉で表現した。
k-o
けっこう苦労したのかなあ・・・?
真鍋
女は恐い!!(奥さんのことかなあ?)
と、わけのわからない言葉で最後は締めくくった。
●バックナンバー
第一回おっさん紹介 南松島屋 松崎義信さん(化粧品)
第ニ回おっさん紹介 マナべ洋装店 真鍋悦生さん(洋装店)
第三回おっさん紹介 (-1家業編)べっこうや横田安男さん(洋装店)
第三回おっさん紹介 (-2商店街編)べっこうや横田安男さん(洋装店)
第四回おっさん紹介 白栄堂 白川良治さん(和菓子)
第五回おっさん紹介 (-1イベント編)シセイ堂矢野浩二さん(子供用品)
第五回おっさん紹介 (-2仕事編)シセイ堂矢野浩二さん(子供用品)
第六回おっさん紹介 匿名希望の○○さん
第七回おっさん紹介 (-1)フードセンター茶屋社長藤田圭造さん(ショッピングセンター)
第七回おっさん紹介 (-2)フードセンター茶屋社長藤田圭造さん(ショッピングセンター)
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